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#461

中井貴一(俳優)

ゲスト×インタビュアー
中井貴一(俳優)× 舘野晴彦(編集者)

第461回の放送は、俳優 中井貴一 58歳。
時代と共にその芝居は深みを増し、私たちの記憶に残る作品を彩ってきた国民的俳優の1人。デビューから40周年となった今も、トップを走り続けている。今日は何でも話す、と中井は言った。2歳の時にこの世を去った、父・佐田啓二のこと。消えゆく時代劇への熱い想い。そして、人生の師である高倉健との絆…他では聞くことのできない貴重な話の数々。あなたの知らない中井貴一が、ここにいる。

1961年、東京の世田谷に生まれる。父親は映画「君の名は」などで、昭和の銀幕を彩ったスター俳優・佐田啓二。けれど、中井が2歳の時、佐田は37歳の若さで他界。
その原因は、運転手の居眠りによる交通事故だったという…。亡き父の背中を見つめてきた中井の思い、そして支えてくれた厳格な母の言葉とは?

1983年、ドラマ「ふぞろいの林檎たち」で一世を風靡。生真面目で不器用ながらも社会の壁を懸命に乗り越えようとする青年役を好演し、注目される。大ヒットドラマの舞台裏を語る。

1988年、26歳の時、大河ドラマ初出演にして、主役の武田信玄を演じた。当時たたき出した平均視聴率39.2%は、30年以上経った今でも大河ドラマ歴代2位、という偉業となった。映画「壬生義士伝」では、家族のために人を斬る新選組隊士・吉村寛一郎を演じ、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。中井にとって、時代劇には譲れない熱い想いがあった。

2001年、中井は映画「ヘブン・アンド・アース」の撮影のため、1人で中国に渡り、4ヵ月間その地に暮らした。あえて日本とは勝手が違う過酷な環境に自ら身を投じた背景には、デビュー当時から気にかけてくれていた高倉健の恩恵がある。

インタビュアーの舘野とは同い年。同年代同士ならではの些細な悩みから、これまでテレビで話したことのない初出しトークも?!中井貴一の新たな素顔に迫る。