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#489

久本雅美(タレント・女優)

ゲスト×インタビュアー
久本雅美(タレント・女優)× 石原正康(編集者)

佐藤B作率いる東京ヴォードヴィルショーで出会った柴田理恵らと共に劇団を旗揚げしたのは、今から36年前。当時は意外にも?「ワハハ本舗の原田知世」と呼ばれ、可愛い役柄を演じることが多く、素の自分を出せずに悩んでいたという。
後に久本の笑いはテレビマンの目にも留まり、「今夜は最高!」「オレたちひょうきん族」「笑っていいとも!」「あいのり」など、時代を代表する大ヒット番組に出演。NHKの好きなタレント調査で3年連続1位に輝くなど、気がつけば息の長い、国民的なタレントになっていた。傍目には順風満帆に見える芸能生活。だが常に停滞や壁を感じながら歩んできたそうだ。一度は舞台を、そしてワハハ本舗を離れようと真剣に考えた時期も…。素顔の久本雅美とは…。

収録の舞台は、小劇場の聖地と呼ばれる、東京・下北沢にある「ザ・スズナリ」。

大阪生まれのお笑い好き一家に生まれた久本。
とにかく子供の頃から人を楽しませるのが大好きだった一方、何故か仕事に対し、強い憧れがあったという。小学校の作文には意外なことが書かれていた。

東京ヴォードヴィルショーに衝撃を受け、家出同然で上京。
そこで出会ったのが盟友・柴田理恵だ。劇団を率いていた佐藤B作は、ある時、未来を見てきたような、2つの予言を言ったそうだ。

1984年、劇団を旗揚げした久本は、ワハハの宣伝部長として様々なテレビ番組に出演。本人、そして劇団共に人気は全国区となっていく。だが舞台とテレビの両立は難しい。心がくじけ、道に迷った久本を救ったのは、ある舞台と創業者・喰始の言葉だった…。

普段のテレビではあまり見ることが出来ない、マチャミの素顔に迫るロングインタビュー。人生観から仕事に対する取り組み、そして恋愛・結婚まで…。
62歳の彼女の生き様は、多くの人の励みになるに違いない。