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#504

寺島しのぶ(女優)

ゲスト×インタビュアー
寺島しのぶ(女優)× 石原正康(編集者)

インタビューの舞台は、寺島の思い入れが深いという映画館。
名門歌舞伎一家で育ち、幼少時から歌舞伎の舞台に立つことに憧れていた少女だった。11歳の頃に弟が歌舞伎の舞台に立ち、女の子は舞台に立てないことを知り絶望したこともあるという。

そして、いつしか「女優になりたい」と胸のうちで思いながら、高校時代にはハンドボール部に所属して汗を流していた。試合で応援してくれる母・富司純子の熱心さから感じていた、当時の恥ずかしい思いを振り返った。

青山学院大学在学中に文学座に入所。キッカケは女優、太地喜和子の言葉だったそうだ。ボロボロ泣いたというその心境を語った。

舞台で活躍する中、蜷川幸雄に抜擢されて主演を務める。蜷川から言われた言葉によって成長でき、今の寺島に繋がったという。
2003年映画「赤目四十八瀧心中未遂」に出演。キッカケはなんと小説に感動した寺島が原作者に出した読者カードだった。しかしヌードシーンがある映画への出演に「出演するならお母さんは自殺します」という反対ぶりだったという。そして日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。その時の思いを語った。

映画「キャタピラー」に出演が決まり、若松孝二監督から台本を渡された時、「女優、寺島しのぶが世界で賞を獲る台本」と言われたそうだ。結果、賞を受賞し世界で活躍する女優へ。若松監督への思いとは…。

山田洋次監督の新作映画「キネマの神様」に出演をする。初めて参加した山田洋次監督の演出に深く感動したという、その撮影秘話も。

一方で、息子の眞秀が歌舞伎役者として舞台に立つ間は裏方に徹するという。女優として母として歌舞伎の舞台に立つ息子へ伝えたい思い…。
そして「縁が全て」という寺島が映画への熱い思いを語った。
世界で注目される女優、寺島しのぶの魅力が詰まった1時間。
インタビュアーは、編集者 石原正康。