富士通スペシャル 『未来を拓け!~若き科学者たちの挑戦~』 2013

富士通スペシャル 『未来を拓け!~若き科学者たちの挑戦~』 2013

番組概要

“高校生”科学者4人が世界最高峰の国際的科学フェアに挑戦する180日間のドキュメンタリーです。






兵庫・灘高校の矢倉大夢くん、岡山・津山高専の橘智子さん、そして県立長崎西高校の村上大祐くんと田中千聡さんの4人は、去年12月に開かれた日本最高水準の科学自由研究コンテスト「高校生科学技術チャレンジ(JSEC)」の最終審査会で受賞、世界大会への切符を手にしました。

日本代表となった3組4人が挑戦したのは今年5月にアメリカ・アリゾナ州フェニックスで開催された「国際学生科学技術フェア(ISEF)」です。受賞すると750万円超の研究費が受け取れたり、大学に優先的に進学できたりと、科学者を目指す若者たちにとって、夢を実現する最高の舞台です。
但し、世界70以上の国や地域から約1600人の精鋭が参加、表彰台に立つのは激しい競争を勝ち抜かなければなりません。

iPS細胞の研究で京都大学の山中教授がノーベル賞を受賞したり、スーパーコンピューターの最速競争でトップ争いを続けるなど、日本は「科学技術立国ニッポン」と呼ばれて久しい状況です。しかし、科学の世界は日進月歩、高校生科学者の世界でも熾烈な争いとなっています。

大国・アメリカが医療など超高校級の研究を披露するだけでなく、世界第二位の経済大国に躍り出た中国や、お隣韓国までもが高い研究成果を持ち込んでいます。

今回は人工頭脳を使った自走車の実用モデル開発や、携帯充電が数十分で終わる蓄電池など、既存の業界があっと驚く研究が披露されています。

アメリカ行きの切符を手にしてから世界大会の表彰台まで、若きニッポン代表たちの半年間を通して、誰もが再び科学の魅力に触れたくなるドキュメンタリーです。

「Androidにおける機械学習を用いた新たなマルウェア検知システム」
兵庫 灘高等学校2年 矢倉 大夢くん

「複素ピタゴラス数の構造について」
岡山 津山工業高等専門学校4年 橘 智子さん

「ゾウミジンコの走性に関する研究」
長崎 県立長崎西高等学校3年 村上 大祐くん、田中 千聡さん

【ナレーション】 菊川 怜