タレント・木梨憲武のもう一つの顔は“アーティスト”。
当番組ではアーティスト・木梨憲武がスケッチセットを携え、世界のデザインを巡る旅に出発する。

向かった先は、サグラダ・ファミリア、カサ・ミラ、カサ・バトリョ…
19世紀から20世紀にかけて活躍したアントニ・ガウディの作品が数多く残るスペイン、バルセロナ。個展を開くなど創作活動を幅広く展開するアーティスト・木梨憲武は、デザインに溢れたこの街でどのような刺激を受けるのか?
ときにガウディの作品を目の当たりにして圧倒され、ときに感性の赴くままにカフェでスケッチし、ときに現代を生きるアーティストとの出会いに感銘を受け…。

BS波初登場となるアーティスト・木梨憲武の新たなページが今、開かれる。

 
サグラダ・ファミリア、カサ・バトリョ、グエル公園など、ガウディの作品を見て回る木梨。中でも感激したのは、ガウディが54歳の時に地元の実業家、ペレ・ミラとその妻に依頼されて設計したカサ・ミラだった。当初からマンションとして作られたこの建物には、世界遺産に登録された今も4世帯が居住している。
今回、なんとその1世帯に日本のカメラが初潜入!!
 
欧州では大御所のデザイナーとして知られているハビエル・マリスカルさん。
1992年に開催されたバルセロナ五輪のマスコット「コビー」の生みの親でもあり、その活動は家具からアニメーションまで多岐に渡る。
トップデザイナーが語るデザイン論とは?
 
バルセロナから車で約2時間。フィゲラスにやってきた木梨のお目当ては、ダリ美術館。赤ともピンクとも言えぬ独特の色合いで、屋根には卵がのっている異色の外観。
そして、中に展示されている作品の数々はそれを凌ぐ異色ぶり。
ダリの作品にどっぷり浸かった木梨はよほど大きな刺激を受けたのか、美術館を出ると近くのカフェで急遽デッサンを始めた。
 
バルセロナのデザイン学校「エリサバ」。ここで出会ったのが、講師でデザイナーとしても活躍する角田寛さん。木梨は角田さんの作業場兼オフィスへ行き、角田さんの斬新なプロダクトデザインの数々を見せてもらう。
そして木梨は今回の旅の集大成として、オリジナルランプを製作することに…。
ガウディやダリなどから刺激を受けた木梨は、一体どんなランプを製作するのか?
そして最後はあの名所をバックに完成したオリジナルランプに灯をともす。
そのとき、幻想的な木梨ワールドが光り輝いた…