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#8

故郷を元気にしたい!
農家民宿がつなぐ地域の絆

今回訪れるのは、高知県の大豊町と福島県の喜多方市にある農家民宿。
高知県長岡郡大豊町の農家民宿は、1日1組限定。木のぬくもりが感じられるログハウスで、ゆったりと美味しい料理が食べられると大人気!そして、福島県喜多方市の農家民宿は、まるで田舎のお婆ちゃんの家に来たかのような、どこか懐かしい雰囲気とお手製の郷土料理が人気の宿。
どちらの民宿も宿泊業のみならず、過疎化が進む町を盛り上げようと、町おこしに一役買っています。今回は、農家民宿を通じて地元をもっと盛り上げようと、頑張る人々の物語です。


①農家民宿に溢れる多くの笑顔と郷土愛 (高知県長岡郡大豊町)

高知県の山間部にある大豊町(おおとよちょう)。
標高800メートルほどの場所に農家民宿「レーベン」があります。
そんな「レーベン」を営んでいるのは渡辺さん一家。父・則夫(のりお)さんと母・薫(かおる)さんが畜産と野菜作り、長女の智子(ともこ)さんが農家民宿を切り盛りしています。
大豊町は、日本の中でも特に過疎化と少子高齢化が進んでおり、限界自治体と呼ばれた地域。そこで則夫さんは、かつての元気な大豊町を取り戻すため、移住者のバックアップなど地域の人たちと協力をして様々な活動を行ってきました。
「レーベン」は、お客さんだけでなく、大豊町を元気にしようと活動する仲間たちや移住者が集まる交流の場。しかし、そんな「レーベン」には大きな悩みがありました・・・。それは“後継者問題”!果たして、「レーベン」の未来は!?
地域のみんなと手を取り、大好きな大豊町を守るために頑張る、渡辺さん一家の姿を追います!


②肝っ玉母さんが営む笑顔の農家民宿(福島県喜多方市)

もうひとつの農家民宿は福島県喜多方市の塩川地区にある「農泊 花菜(はな)」。
そんな「農泊 花菜」を営んでいるのは、五十嵐美知代(みちよ)さんと夫の博(ひろし)さんご夫婦。
美知代さんは農家民宿を始める前に大病を患い倒れてしまいました。しかし、このままじゃ死ねないと美知代さんは病を克服し一念発起!喜多方市の基幹産業である農業で地域を盛り上げようと、なんと農業短大に入学!卒業後、全国の地方と同様、過疎化や高齢化の問題を抱える喜多方市の自然や魅力をもっと知ってもらいたいと考え、「農泊 花菜」を始めたのです。
また、美知代さんは農家民宿だけでなく、「あげ餅」などの加工品を次々と販売し、六次産業化を成功させた肝っ玉母さんでもあります!
喜多方を盛り上げようと地域の仲間と頑張る、五十嵐さん夫婦に密着します!