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NPO「竹もりの里」の皆さん

今、日本の里山で繁殖力の旺盛な竹が猛威をふるい「竹公害」を招いています。広葉樹を枯らしてしまうため、水源としての機能が低下、地滑りを誘発し、生物多様性も失われてしまいます。この状況を何とかしたいと7年前に発足したのが、千葉の里山、長南町のNPO「竹もりの里」。企業を定年退職した鹿嶋興一さんと、脱サラした30代の田島俊介さんが中心となり様々な活動をしています。現在「竹もりの里」の正会員メンバーはおよそ30名。毎月1回の竹林整備では、人も歩けないような荒れた里山の竹を伐採し、運び出します。重労働ですが、終わった後、皆で筍ご飯を囲んだり、燃えやすい竹で焼き芋を作ったり、楽しみながら継続しています。切り出した竹は様々に活用。土壌改良材となる竹炭や竹チップを作り、竹細工教室を開催し…、人と竹のいい関係を取り戻すことで里山を再生しようとしています。「人の手で管理された竹林は美しい」と言う鹿島さん。里山の豊かさを取り戻そうとする、鹿島さんとその仲間達のあふれる思いを紹介します。

竹もりの里の活動をもっと知るには・・・
http://takemori.org/