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自由の森学園 食生活部の皆さん

「育ち盛りの子ども達に、安心安全な給食を食べさせたい」と、保護者のお母さん達が立ち上げた学食が注目を集めています。埼玉県飯能市の「自由の森学園」。「生きる力をつけられる手作りの教育を」という学園の理念に呼応して、既成概念を打ち破る手作りの学食を提供する「食生活部」を保護者達が発案。以来35年間にわたり、自分たち自身がスタッフとなって仕事を深めてきました。現在、中高生約750人が毎日いただくその食事は、どこかホッとする昔ながらの家庭料理ばかり。ある日のメニューは、玄米ご飯に鯖の塩焼きときんぴらごぼう。あるいはコロッケ定食にチキンカレー。食材は顔の見える生産者から直接仕入れる旬のものが中心です。だし汁は昆布やカツオの削り節を使って、一から作ります。そして、ジャムやマヨネーズ、梅干しや漬物、うどんや天然酵母パンも、お母さんたちがていねいに手作り。さらに、揚げ物の廃油は業者を通じて粉せっけんにしてもらい、食堂の洗い物に利用。生ゴミも学食裏で堆肥にして農家さんに返すなど、環境に負荷をかけない工夫も徹底しています。「食べることは生きることであり、学ぶこと、そのもの」と、限りなくまっとうな学食で腕をふるうお母さん達は明るく語ります。

自由の森学園の学食について、もっと知るには・・・
http://www.jimori.com/

自由の森学園について、もっと知るには・・・
https://www.jiyunomori.ac.jp/