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#4

埼玉・加須のみらい遺産「龍の如く舞う、手描き鯉のぼり」

今回の「みらい遺産」を紹介してくれるのは、埼玉県加須市に住む橋本隆さん(73歳)。
埼玉県加須市は、鯉のぼり生産量日本一の街として知られています。
5月の節句には、利根川の河川敷で100mのジャンボ鯉のぼりが、宙を舞います。

そのジャンボ鯉のぼりを手がけた、手描き鯉のぼり職人の橋本隆さん。
急流の滝を上りきった鯉が龍になって出世したという、中国の伝説。
「鯉ではなく、龍を描いている」と語る橋本さんは、50年間、手描きの鯉のぼり一筋。
手描きならではの”かすれ”で、天を躍る龍の躍動感を表現します。

五月の空に龍の如く舞う鯉のぼりに、橋本さんはどんな思いを込めているのでしょうか―?