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#120

「アイガモと作る美味しいお米」(長野県伊那市)

田植えを終えたばかりの棚田を泳ぎ回る・・・アイガモのヒナたち。
彼らは雑草や害虫を食べ、農薬を使わない米作りを手伝ってくれます。

今回、みらい遺産を紹介してくれるのは、伊東陽一郎さん(83歳)。
代々、この地区で米農家を営んできた伊東さん。山間の田んぼには清流が流れ込み、日照時間も長すぎないため
旨みが凝縮するお米は江戸時代から美味しいと評判で、領主にも献上されるほどだったといいます。

美味しいお米にこだわり続けた伊東さん。
戦後、化学肥料が普及する中で、有機農法に取り組みました。
30年かけて良質の肥料を作り、それを使って育てたお米は、
日本で最も美味しいと評価されるまでになったのです。

今、子ガモたちと無農薬栽培に挑戦している伊東さん。その米作りへの思いとは?