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#139

夫婦で咲かせた食用菊“もってのほか”(山形県山形市)

今回の「みらい遺産」を紹介してくれるのは、青山徳さん(81歳)、ノブ子さん(76歳)夫妻。
秋が深まる頃、食用菊“もってのほか”がこの地で収穫期を迎えます。

山形県は古くから食用菊の有数の産地。「思った以上においしい」ため、東北の方言で『思った以上に』という意味の“もってのほか”という名前がついたと言われています。
青山さんは夫婦で菊を栽培して今年で53年。丹精込めて育てた菊が満開を迎えるこの時期を
毎年心待ちにしています。

菊の最もおいしい瞬間を逃さないよう、一つ一つの花を吟味して、満開の花だけを摘み取り。
多い日には一日200キロもの菊を収穫し、作業は早朝から日暮れまで続きます。
夫婦の努力で美しく咲き誇る菊。二人が満開の菊畑に寄せる想いとは・・・