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#179

「伝統の切れ味を守る 越前打刃物」(福井県・越前市)

越前市で700年の歴史を持つ伝統工芸品、「越前打刃物」。
鋼を900℃近くまで熱して叩くことで鋼の組織が緻密になり、強靭な刃が生まれるという越前打刃物。
大切に使えば、20年以上経っても切れ味が変わらないと言います。

今回のみらい遺産を紹介してくれるのは、この道62年の職人・加茂勝康さん(76歳)。
得意とするのは野菜などの収穫で使う「菜切り包丁」です。
一日何千という野菜を切る菜切り包丁は、刃が強くなければいけないため、加茂さんは鋼を二枚重ねて打つ独特の方法で、農家の需要に答えてきました。
大量生産の波に押されながらも、伝統を守りつつ新たな活路を見出そうとする打刃物の職人。
今日も工房で刃物を叩く加茂さんの決意とは?