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#330

登山鉄道と共に100年 町を写す写真館(神奈川県・箱根町)

温泉地として人気の箱根町強羅。観光客だけでなく地元の人たちの生活の足にもなっている箱根登山鉄道は、地域のシンボルです。
今回、みらい遺産を紹介してくれるのは、強羅駅前で写真館を営んでいる嶋陽一さん(71歳)。
1919年、登山鉄道の開通と同じ年に出来た写真館。創業者の祖父は、この町の風景を数多く写真に収めました。嶋さんは、祖父が撮影したのと同じ場所・同じ構図で撮影を続け、町の移り変わりを記録しています。
登山鉄道は昨年の台風被害を受けて運休になりましたが、今年7月に運転再開。復活した
電車を見つめる、嶋さんの想いにせまります。