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#367

一子相伝の松笠風鈴(栃木県・佐野市)

今回みらい遺産を紹介してくれるのは、栃木県佐野市で珍しい松笠風鈴を作っている江田家23代目の当主、鋳物師の江田蕙(けい)さん(63歳)。
松笠風鈴は、虫食い状の小さな穴の空いた松笠のような形。砂鉄を原料に、日本古来の製鉄法による和銑(わずく)で作られ、深い余韻と優しく澄んだ音色が特徴です。
製法は、江戸時代から門外不出、一子相伝で江田家に受け継がれてきました。
現在、2人の息子を後継者候補に持つ江田さんが思い描く、新たな秘伝の伝え方とは?