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#59

憧れのフェニックスハネムーン 宮崎・日南海岸 ~眩しい太陽と青い空 そして海 かわらず~

日南海岸は宮崎県南部の海岸線の総称で、約90kmにわたって美しい風景広がり、国定公園にも選定されています。青島や堀切峠、鵜戸神宮などの名所が並び、南国らしい木々に彩られ、ムード満点の人気の観光地です。
昭和30年代後半から50年代初めにかけて、南国の明るくのびやかな風景に憧れ、新婚旅行ブームに沸いた宮崎。ピーク時には、全国の新婚さんたちの約35%が訪れたといわれます。その中心として栄えたのが日南海岸の青島。昭和37年には新婚間もなかった天皇・皇后両陛下も訪れました。青島は、奇岩「鬼の洗濯板」が島を囲む、周囲1.5kmほどの小さな島。古くは聖なる島として、島内にある青島神社の神職しか入島できませんでしたが、今は海岸から橋で渡り参拝することができます。
日南海岸・青島を旅するのは、作家・島田雅彦。朱色の本殿がヤシ科のビロウジュに囲まれた、いかにも南国らしい青島神社。その宮司や島の対岸にある土産物店の店主たちから、かつての新婚ブームのにぎわいぶりを聞き、その名残を訪ねます。また、最盛期に活躍したバスガイドさんに当時の定番コースを風情ある当時の名文句で案内してもらい、日南海岸の今昔を知ります。
夜は、鶏の炭火焼と芋焼酎に舌鼓。さらに、青島名物「ういろう」の新作を手がける老舗や、地元住民の協力のもとマリンスポーツで盛り上げようと奮闘する移住者も訪ね、時代は移っても変わらない宮崎日南海岸と青島の魅力を探る2泊3日の旅です。