PROJECT プロジェクト

沖縄県座間味村

“世界が恋する海”を国内外へ!
沖縄県座間味村 観光プロモーション

“世界が恋する海”を国内外へ!沖縄県座間味村 観光プロモーション

概要

令和6年度と令和7年度の2期にわたり、沖縄県・座間味村において観光プロモーション映像を活用した国内外に向けの情報発信業務を受託。
認知拡大から来訪促進まで一貫したマーケティング戦略の下、欧米豪市場をターゲットとしたインバウンド施策に注力し、令和7年度は過去最高の入域観光客数を記録しました。


背景

座間味村は、“ケラマブルー”と称される世界屈指の透明度を誇る海をはじめ、豊かな自然環境を有する観光地として国内外から高い評価を受けています。
その一方で、観光事業においては以下の課題を抱えていました。

・観光客が夏季に集中し、秋冬の閑散期は経済が停滞
・マリンスポーツ以外の魅力が十分認知されていない
・観光消費額の大きい高付加価値層への訴求が不十分

また、コロナ以降、対面から非対面へと情報の発信方法をシフトさせる中、観光プロモーションを目的とした映像の制作は済んでいたものの、国内向けのクリエイティブがメインとなっており、秋冬期に長期滞在が見込める、一人当たり消費額の多い欧米豪の観光客に的を絞ったプロモーションができていないことも課題でした。

座間味村役場船舶・観光課:島 貴一様の声「船舶・観光課は島の生命線である船舶運航業務全般を担っており、日常の運行業務の傍ら、観光業務を兼任しています。マンパワーもノウハウも十分ではない中、観光課題の解決に必要となるきめ細かなターゲティング・プロモーションやデータ分析などを行うことは、職員にとって大きな負担となっていました。」

こうした背景の中、全国放送だけでなくSNSや海外向けの情報発信などでも実績のあるBS朝日が座間味村様の観光プロモーション業務を受託。
船舶・観光課様のもと、観光課題解決に向けた取り組みを実施しました。


取り組み内容

1. デジタルを軸とした統合プロモーションの設計

Instagram、TikTok、YouTube、FacebookなどのSNSを中心に、既存の観光プロモーション映像を活用した情報発信を展開。国内においては、BS朝日全国放送のTVCMやTVer広告、さらには首都圏での屋外広告なども実施し、オンラインとオフラインを横断した接点設計を行いました。

また、生活者の行動プロセス(認知・興味・比較検討・行動)に応じ、プロモーション素材を使い分けた情報発信施策を実施。初見層には短尺で共感を生む動画、検討層には情報量の多い長尺動画、リピーター潜在層には再訪を想起させる映像を届け、広告接触から来訪意向醸成まで一貫したコミュニケーションを実現しました。

島さん「広告展開後、ネットでの反響は座間味村にいながらにして日々感じることができましたし、実際の現場では、観光にお越しいただいた皆様から『CMやっていたね』という声が事業者の方々の耳に届いていると聞き、プロモーションの浸透を実感することができました。」

2. 旅マエ・旅ナカにおけるインバウンド施策の強化

欧米豪市場を中心に、
訪日前〈旅マエ〉:SNS・動画広告による認知獲得
訪日中〈旅ナカ〉:位置情報などを活用した広告配信による来島喚起
といったフェーズ別のアプローチを実施。

また、英語・ドイツ語・フランス語の字幕を付与したプロモーション映像を制作し、言語圏や国籍などきめ細かく最適化された情報提供を行いました。

島さん「欧米豪からの来島者の増加は、私自身、船の受け入れ業務をしながら肌で感じることができました。海がメインの観光資源である座間味村では、例年ですと7、8月をピークに観光客が減っていくのですが、令和7年は9、10月も引き続き乗船率が非常に高く、通例なら空席が出る曜日の運航が満席になることもありました。今回の強化策は、こうした好転要因のひとつになったものと受け止めています。」


成果

本プロモーションにより、以下の成果が得られました。

・国内外で大規模なリーチを獲得し、認知が拡大
・観光客数が増加し、令和7年には過去最高値を更新
・通年で欧米豪からの入域観光客数が大きく伸長

実施前の課題だった、秋冬期の観光客数は2期連続で前年比増を達成。通年では過去最高となりました。
特に、欧米豪からの入域観光客は、前年同期比134%増と大きな成果を上げました。


座間味村役場船舶・観光課:島 貴一様の声

この2年の間には、一次交通の要である高速船のイレギュラーな点検や悪天候による欠航、国際情勢の不安定化などネガティブな事象があったにも関わらず、トータルで入域観光客数が増えたのは想定以上の成果でした。
また、令和7年度に実施した国外向けのプロモーションにおいては、映像の権利処理に始まり、国籍・言語圏ごとの最適化、旅マエ・旅ナカといったシチュエーションごとの媒体選定など、プロならではの対応をBS朝日さんに安心してお任せでき、多忙な船舶運航と観光業務の両立が叶っただけでなく、私たちだけの力では到達できなかった、より確度の高い情報発信に結びつけることができました。
今後は特に、今回のプロモーションで獲得できた欧米豪のお客様の動向に注視しながら、蓄積された知見を次なる観光施策に活かしていきたいと思います。


まとめ

本プロジェクトでは、デジタル配信を軸とした統合プロモーション、行動導線に基づくクリエイティブ設計、インバウンドを見据えた多言語・シチュエーション別施策を組み合わせることで、認知拡大から来訪促進まで包括的な層客の創出に成功しました。

地域が持つ魅力を最大化するためには、単なる情報発信ではなく、「誰に・何を・どのように届けるか」の設計が重要です。

当社では今後も、本事例で得られた知見を活かしながら、地域の価値を的確に伝え、持続的な観光誘客につながるプロモーションに積極的に取り組んでまいります。

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