今回は「クロストーク」企画の第2弾。リモートで結ばれたトップアスリートが「10個の質問」をテーマに語り合うことで、より言葉と美学を深めていきます。ゲストは陸上短距離の五輪メダリスト・朝原宣治さんと、100mハードル選手木村文子さん。2人の強さと美しさが“クロス”します。

日本の陸上短距離の歴史を塗り替えたレジェンドと現役の陸上選手。32歳となった今年を、木村さんは陸上人生の集大成と位置付けていました。だからこそ今年の大会などの延期を聞いた時は「正直、辞めようかなと思った」と明かし、「しばらくは練習もしたくないと思っていた」と語ります。

朝原さんも「人生の目標が消えてしまうという、嘘みたいな話。」と、木村さんの心中を察します。「誰も経験したことがない」状況の中、木村さんのを前に進めたこととは？

ほか、木村さんが「震えた」という朝原さんの「強く、美しくする言葉」や、スポーツが与える「力」、活躍の場を失った次の世代へのエールといった話題を通して、朝原さんと木村さんの美学をひも解きます。