今回のゲストは、元スピードスケート選手の岡崎朋美さんです。１９９４年のリレハンメル五輪から、５大会連続でオリンピックに出場、98年の長野五輪は、500ｍで日本女子短距離史上初のメダルとなる銅メダルを獲得しました。

パワフルなスケーティングと弾ける「朋美スマイル」で、私たちに元気をくれた岡崎さん。引退から約５年、47歳となった今でも、彼女の笑顔は“現役”でした。東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるためのイベントに参加していた彼女を訪ねると、その周りには、自然と笑顔の輪が広がっていました。

現在の原動力は、小学２年生の娘・杏珠ちゃんの存在だといいます。小学校の運動会でも、岡崎は大張り切り。娘のためにも、そして元アスリートとしても、それは“絶対に負けられない戦い”だそうです。６度目の五輪は、そんな愛娘を育てながら挑戦していた岡崎さん。ママさんアスリートのサポート体制を充実させることを訴えます。

さらに、岡崎さんは笑顔でいることの大切さ、そして東京オリンピック・パラリンピックの盛り上がりを継続させていくことの重要性を語ります。５回の五輪を経て、スポーツが人を豊かにすることを誰よりも知っているからこそ、未来へつなげたい“スポーツレガシー”とは？