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#113

6月マンスリースペシャル

今回は、6月のマンスリースペシャル。キャプテンマークの重みを知る、サッカーの中澤佑二さんと熊谷紗希さん、陸上短距離から朝原宣治さんと木村文子さん、埼玉西武ライオンズの2軍監督・松井稼頭央さんの放送をプレーバックし、その輝きと美学の秘密をさらにひも解きます。

この春の出来事で、多くのアスリートが活躍の場を失いました。全ての球児が目指す、夏の甲子園もありません。元高校球児の松井さんは「それに向けて3年間やってきた選手たちの気持ちを思うと…」と言葉を詰まらせる一幕も。そして彼らのためにも「僕らも一緒に頑張っていかなければならない」と、来る開幕への決意を語りました。

100mルハードルの木村さんは、大目標が1年の延期に。それを聞いた時は「正直、辞めようかなと思った」と告白。陸上界のレジェンド・朝原さんは、そんな木村さんを含め、若き選手達にメッセージを送りました。「例えゴールがなくても、そこに向かうプロセスこそが貴重な時間。一生懸命やって来たことは失われないので、自信を持ってほしい」

“言葉”はサッカー界からも。中澤さんは「自分だけが苦しいわけじゃないと思うしかない。10年後、同じようなことがあった時に、『こういう気持ちで前を向いた』と言えるような人間になってほしい」、熊谷さんは「長い人生、ここが全てじゃない。乗り越えたことが、この先につながるんだと思ってほしい」とエールを送ります。