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#133

熱中ゲスト:ライフスタイルプロデューサー フランソワーズ・モレシャン

日本に初めて来日してから61年目を迎えたフランソワーズ・モレシャンさん。日本とフランスの架け橋として情報を発信し続けるその情熱に迫ります。スタジオでは、幼少期にパリで経験した壮絶な戦争体験を語り、思わず涙ぐむ場面も…。さらに、2012年に移住した金沢でのプライベートにも密着しました。

心に響いた日本の魅力

1958年に初めて来日。NHKのフランス語講座の初代女性講師に抜擢され、以来、様々なメディアでその才能を発揮。独特のアクセントで話す日本語で、一躍お茶の間の人気者となりました。日本語を始めたきっかけは、大学時代の尊敬する恩師の「今は苦労をしている国だけど20年後にはきっとトップにくる国だよ」という言葉だったといいます。その後、来日したときには日本人のある部分に心奪われたといいます。

忘れられない戦争体験

1939年、第二次世界大戦が勃発。ヒトラー率いるナチスドイツはヨーロッパ各地で侵略を開始。やがてパリもナチスに占領されてしまいます。この時、モレシャンさんはまだ4歳でした。戦時下で母親が取った大胆な行動とは…。さらに、父親が、ナチスが使用する武器を作るための製鉄工場で偽装工作していたことが発覚した際、ゲシュタポに連れて行かれたという衝撃的な体験をします。そして長く心に残された恐怖とトラウマについて語ります。

40年以上一緒にいるご主人の存在

今回、番組ではモレシャンさんのご自宅にお邪魔しました。自宅の玄関に入ってすぐ、壁一面に広がる本棚には、日本とフランスの文化やファッションに関する数百冊もの本が並んでいました。そして、ご自宅のクローゼットで発見した驚きのものとは…。40年以上一緒に過ごしてきた夫である永瀧さんがモレシャンさんの意外な素顔を明かします。そしてスタジオでは鴻上さんと、フランス人気質について語り合います。

モレシャンさんと金沢散歩

2012年に夫・永瀧達治さんと共に金沢に移り住んだモレシャンさん。今回、特別に日本文化を感じられる場所として「兼六園」を案内してもらいました。ここではモレシャンさんが日本の庭園にある、“止め石”を通じて日本文化の奥ゆかしさを感じると話してくれました。そして“金沢の台所”近江町市場で毎回、必ず買う食べ物とは…。モレシャンさんが感じる金沢の魅力をたっぷりご紹介します。
そして、初来日から60年余り、その間日本人のどんなところに変化があったのか、2020年のオリンピック開催に向けてのメッセージも語ってくれました。

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ライフスタイルプロデューサー・フランソワーズ・モレシャン

パリ生まれ。ソルボンヌ大学、東洋語学校日本語科を経て1958年初来日。
NHK「楽しいフランス語」初代フランス人講師、お茶の水女子大学仏語講師などを務め、1964年帰国。
レブロン、クリスチャンディオール勤務を経て、1974年にシャネル美容部長として再来日。その後ファッションアドバイザーとしてマスコミで活躍。1990年フランスで出版された『La Gaijin(ラ・ガイジン)』は90年代の日本を理解する必読書と評されベストセラーに。日本語版も刊行され話題となる。他に著書多数。
『VOGUE NIPPON』の創刊に貢献するなど、最新ファッションに携わる傍ら、きもの制作、漆器、陶器プロデュース、ジュエリーデザインなども手がけ、生活全般の文化とおしゃれを提案してきた。