ミムラが行く ニッポン 心の原風景「空から見た東京 絶景遺産」 ~激動の昭和史 再発見の旅~

ミムラが行く ニッポン 心の原風景「空から見た東京 絶景遺産」 ~激動の昭和史 再発見の旅~

お知らせ

【放送日時】
2015年4月26日(日)よる9:00~10:54 再放送

番組概要

アジアで初めて開催された「東京オリンピック1964」。それは、戦前・戦中・戦後、3つの時代を経てたどり着いた“新しいニッポン”の始まりを告げる日でもあった…。
あれから50年。2度目となる五輪開催に向け期待が高まる今、現代の礎を築いた「昭和」という時代を空からたどる。

今から50年前に開催された東京オリンピック。それは戦前・戦中・戦後、3つの時代を経てたどり着いた「新しいニッポン」の始まりを告げる日でもあった。今回、「昭和史」を見つめ直す舞台は、2020年のオリンピック開催に向け、さらに大きく変貌を遂げようとする東京。
ナビゲーターの女優・ミムラさんが、「昭和」を今に伝える日本橋・築地市場・上野動物園・京浜工業地帯などの街や建物を独自の視点で訪ね、知られざる歴史と謎を解き明かしていく。現代の礎ともいえる「昭和史」を、先人たちはどう築いてきたのか…?
そして、番組のもう1つの目線となるのが、“鳥から見たような美しい映像”を撮影することができる無線操縦ヘリ「マルチコプター」。縦横無尽に東京の空を飛び回り、これまで誰も見たことのない風景とともに、「昭和」という時代が放ち続ける私たちへの「メッセージ」を映し出す。
「昭和史」が語りかけるもの…それはニッポン人の歩みだった!

放送予定

大正12年に起きた関東大震災からの復興で幕を開けた「昭和史」。甚大な被害を受けながら、いち早く復興を遂げた「日本橋」からミムラさんの旅は始まる。
今、再開発により最も注目を集める街に残されていたのは、重要文化財でもある「三井本館」など、当時、最先端の技術と膨大な資金を投じ建てられた近代建築の数々。昭和の船出を今に伝える建物は、いかなる思いで建築されていったのか? 鳥の目線がとらえたのは、効率優先の現代に疑問を投げかける「昭和」からのメッセージだった。

そして、時代は薄暗い戦中へ。向かったのは、東京スカイツリーのお膝元・墨田区京島。奇跡的に戦火を逃れたという下町の風景。その意外な理由に、空と地上から迫っていく。さらに、「上野動物園」でよみがえったのは、悲しき猛獣処分の記憶…。
戦前・戦中を経て、時代は戦後へ。移転が決定している築地市場は、混乱期を経て発展を遂げていった世界一の魚河岸。鳥の目で眺めれば、建物は不思議な「扇型」をしていた。そこには、再起を模索した日本人の心と体を満たした知られざる歴史があった。

ほかにも、高度経済成長を下支えした京浜工業地帯や、オリンピックの開会式が行われた「国立競技場」などを巡る今回の旅。2020年のオリンピック開催を前に、「昭和史」は何を語りかけるのか? それは決して忘れてはいけないニッポン人の歩みだった。