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#263

五輪3大会でメダル獲得  競泳・松田丈志 ~夢を叶える「言葉の力」を学ぶ~ 

長きにわたって日本競泳界を牽引してきた、松田丈志(33歳)。
04年アテネ五輪から16年のリオ五輪まで4大会連続出場し、4つのメダルを獲得。
去年9月、惜しまれつつその現役生活にピリオドを打った。

松田が水泳を始めたのは4歳の時。ビニールハウスの屋根を付けた屋外のプールという、
恵まれているとは言い難い環境の中、松田は五輪を夢見て、来る日も来る日も練習を続けた。
そして大学2年の時、念願のアテネ五輪に出場。
日本のトップ選手となっても、幾度も挫折や苦悩があった。
折れそうになる心を支えたもの。それは、いくつもの「言葉」だった。
様々な人からもらった言葉、挫折を経て学んだ言葉は松田の糧となり、やがて周囲に力を与える
言葉になっていった。
ロンドン五輪メドレーリレーのレース後に語った
「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない」 
この言葉は自身だけでなく、共に日の丸を背負って泳ぐ仲間たちの心を奮い立たせ、
日本に、北島康介にメダルをもたらした。

松田丈志のアスリート人生を振り返ると見えてきた様々な「言葉」。
その「言葉」により松田はどのように夢を叶えてきたのか。
幾度もの挫折を乗り越えて、栄光へと辿り着いた松田が大切にする様々な「言葉」から、
夢を叶える「言葉の力」を学んでいく。

部活応援企画「高柳愛実のGO!GO!部活」
◆千葉県立我孫子高等学校 ラグビー部(前編)

我孫子高校ラグビー部は、去年全国優勝した女子の関東代表メンバーに、
2人の選手が選抜された強豪校。
ここに東京五輪での活躍が期待されている注目の選手がいると聞き、高柳が潜入取材!
男子部員達に混じって、同じ練習メニューをこなすパワーとスピードを兼ね備えた
女子ラグビー界期待の新星に迫る。