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#333

新日本プロレス 棚橋弘至
~不可能を可能にしてきた男の人生~

新日本プロレスをV字回復へ導き、プロレスブーム再燃の立役者となった棚橋弘至(42歳)。

1999年10月にデビューし、3戦目にして初勝利を収め2003年4月には初代U−30王者、2006年にはIWGPヘビー級王座を獲得。
2012年には当時の新記録、連続防衛記録11回を達成。
通算最多防衛数は28回。IWGPヘビー級王座最多戴冠記録7回。
プロレス界における数々の大記録を打ち立て、今や、日本プロレス界のエースとも言える存在になった。

しかし、その栄光の陰には、数々の挫折、苦難の日々があった。
新日本プロレスの伝統との葛藤、低迷するプロレス界、棚橋への度重なるバッシング・・・。
そんな状況でも決して下を向かず、地方でのプロモーション活動やラジオ、雑誌への露出、SNSでの情報発信など、棚橋はプロレスを広めるために奔走した。
そして“プ女子”と呼ばれる女性ファンが急増、プロレス人気再燃の立役者となった。

今回は、不可能を可能にしてきた男・棚橋弘至の19年のプロレス人生に迫る。