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#5

命を救う!スゴ腕ドクター5
~肺がん・すい臓がん・白内障~

患者のために全力で闘う“スゴ腕のスーパードクター”たちに密着する、シリーズ第5弾!
重い病気、つらい症状が出た時、頼りになるのが日々患者のために闘う医師たち。そんな医師の中には卓越した技術を持つ“名医”がいます。今回は、「すい臓がん」「肺がん」「白内障」の治療に挑むスゴ腕ドクターを追う!


 

最新のレーザー手術で白内障を治すスーパー女性医師

東京歯科大学水道橋病院 眼科 ビッセン宮島弘子医師

白内障手術の新しい方法として世界的に注目を浴びる「フェムトセカンドレーザー白内障手術」を日本にいち早く導入したビッセン宮島弘子教授。手術は、患者の目を3次元で解析してレーザーを照射。濁った水晶体を砕いて取り除く。これまでの手術では不可能だった1000分の1ミリ単位の精度で手術が可能になり、手術時間が大幅に短縮。患者の負担や感染症のリスクが減り、安全性が向上した。


 

難しいすい臓がん患者を救う名医

静岡がんセンター 副院長兼肝胆膵外科部長 上坂克彦医師

「沈黙の臓器」と呼ばれるすい臓は、がんになっても症状が少なく、進行した状態で見つかる場合が多い。診断から5年後の生存率は約9%と命の危険性が高い病気だ。すい臓に巣くったがんを取り除くための手術は、胃や小腸など周りの臓器も含めて切除するという難しい大手術で、日夜、多くの患者たちを救っている上坂医師。さらに、抗がん剤を使い、これまでがんが進行して手術ができなかった患者たちを救う最新の研究も進めている。


 

死亡者が増え続ける「肺がん」治療のエキスパート

順天堂大学医学部附属病院 呼吸器外科 鈴木健司医師

毎年30万人以上が命を落とす、日本人の死亡原因第1位のがん。中でも死亡者数が増え続けている肺がんは自覚症状が出にくく、気付いた時には手遅れとなる患者も多い。肺がん治療のエキスパート・鈴木教授は、他の病院で手術を断られた難しい症例も積極的に引き受けている。モットーは「病理学的、放射線学的、臨床的にがんを的確に見極め、がんを完全に取り切る」こと。困難な手術に挑み続ける信念とは。