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#15

命を救う!スゴ腕ドクター15
~がん最新治療&手の痛み~

重い病気、つらい症状が出た時、頼りになるのが日々患者のために闘う医師たち。そんな医師の中には卓越した技術を持つ“名医”がいる―。患者のために全力で闘う“スゴ腕のスーパードクター”たちに密着する、シリーズ第15弾!
関西ろうさい病院の伊藤公彦医師は、進行した「卵巣がん」の患者を手術や抗がん剤を組み合わせた治療で救う。東京慈恵会医科大学附属病院の三木健太医師は、がんを凍らせて死滅させる「凍結療法」という最新治療に挑む。昭和大学横浜市北部病院の工藤進英医師は、大腸の内視鏡検査をこれまでに30万件以上行い、多くの患者を大腸がんから救っている。さらに、四谷メディカルキューブの平瀬雄一医師は、中高年の女性に多い「手の痛み」を手術で治す。シリーズ第15弾は、4人のスゴ腕ドクターたちに密着する。


■卵巣がん
関西ろうさい病院 産婦人科部長 伊藤公彦医師

40代から患者が増え始める「卵巣がん」。自覚症状がほとんどなく、発見された時には手術ができないほど進行しているケースは多い。関西ろうさい病院の伊藤公彦医師は、これまで1000件以上の手術を行ってきた卵巣がん治療のエキスパートだ。手術や抗がん剤を組み合わせた治療で、進行した卵巣がんの患者を数多く救っている。


■前立腺がん
東京慈恵会医科大学附属病院 泌尿器科診療副部長 三木健太医師

患者が増加する「前立腺がん」。早期発見して治療をすれば治ることが多いが、進行すると前立腺の周囲の骨に転移することが多い。東京慈恵会医科大学附属病院の三木健太医師は、手術や放射線治療を数多く行っている前立腺がん治療のエキスパートだ。三木医師は、がん細胞をマイナス40度で凍らせて死滅させる「凍結療法」という最新治療に挑んでいる。


■大腸がん
昭和大学横浜市北部病院 消化器センター長 工藤進英 医師

がんの中で患者数が最も多い「大腸がん」。命を失わないためには早期発見が何より重要だ。昭和大学横浜市北部病院の工藤進英医師は、これまでに30万件以上の大腸内視鏡検査を行ってきたエキスパート。痛みのない内視鏡の検査法を考案し、「大腸検査のゴッドハンド」と呼ばれている。さらに多くの患者を大腸がんから救うため、最新のAI診断の開発にも挑んでいる。


■手の痛み
四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター長 平瀬雄一医師

手のしびれや痛みに悩む中高年の女性は多い。四谷メディカルキューブの平瀬雄一医師は、「手」の手術を年間1000件行うエキスパート。指が変形して激しい痛みを引き起こす「変形性関節症」など、様々な手の病気から多くの患者を救っている。