滝川クリステルの美術ミステリー紀行 ピカソと岡本太郎 巨大壁画に隠された謎!

滝川クリステルの美術ミステリー紀行 ピカソと岡本太郎 巨大壁画に隠された謎!

お知らせ

【放送日時】
2016年3月6日(日) よる9:00~10:54放送

番組概要

ピカソと太郎。彼らはなぜ、巨大壁画を描いたのか…?
2人の天才が交錯した街・パリから、
滝川クリステルが天才たちのメッセージを届ける。


20世紀初頭のパリで世界の芸術をリードした、パブロ・ピカソ。
モンパルナスの街があやしく輝いた〝黄金の1920年代〟のパリ。
モディリアニが、ヘミングウェーが、そして藤田嗣治が、熱く語り合った日々…。でも、いつもその輪の中心にいたのは、ピカソだった。
一方で、「芸術は爆発だ!」と叫び、ピカソに挑んだ男、岡本太郎。実は、岡本太郎も同じパリに10年間住み、直接ピカソの洗礼を受けていた。太郎がパリに降り立ったのは1930年の初め。わずか18歳の時だった。そこで彼はピカソの作品と出会い、涙する。

2人の人生をたどるのは、父がフランス人で、「パリは第二の故郷」と語る、滝川クリステル。2人の天才が交錯した街・パリで、クリステルが追うのは巨大壁画からのメッセージ。
1937年のパリ万博で、ピカソは巨大壁画「ゲルニカ」を発表。それは20世紀美術界最大の事件だった。
芸術家が凶暴な権力と対峙(たいじ)し、敢然と闘いを宣言――ピカソがやったことだ。
それから32年後、今度は、岡本太郎が巨大壁画を描いた。「明日の神話」。それは、天才・ピカソへのオマージュだった。

そんな2人が熱く語り合った場所がある。
南フランスの小さな街、バロリス。ピカソのアトリエのあった街だ。1953年、ピカソのアトリエで、2人は息詰まるような芸術論を交わしたという。滝川クリステルが、そのアトリエを訪ねる。さらにこの街で、クリステルはピカソのもう1つの巨大壁画と出会うことになる。

ピカソと太郎。
彼らはなぜ、巨大壁画を描いたのか…?
今こそ伝えたい、天才たちのメッセージ。
滝川クリステルは、果たして何を見つけたのか…。