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#150

タワーマンションをリゾート風に 海外駐在の経験を詰め込んだ家

今回訪ねたのは東京湾に面する、江東区有明。海外のエッセンスを見事に取り入れた異国情緒いっぱいのリモデル。オリンピック会場でもある「有明テニスの森」近くのタワーマンションの一室に暮らすFさんご家族は、ご主人の仕事でインドとタイに計8年滞在。現地で様々な国の友人とお互いの家を行き来するなかで、各国の住宅やインテリア、なかでもイスラム建築にとても興味を持ったという奥様の思いが詰まった住まいになりました。
玄関ホールは、旅行で行ったトルコ・カッパドキアの洞窟ホテルから着想を得ました。シンプルなL字の廊下を大胆な曲線に。壁はあえて砂などが混じった外壁材で塗装してムラを出し、まるで洞窟のようなエキゾチックな雰囲気を演出。そこに海外で購入した家具や雑貨、日本の伝統工芸品など思い出の品々を並べました。イスラム建築から取り入れたのは、回廊などによく使われるアーチのデザイン。アーチを連続させることで空間に奥行きが生まれ、柔らかな曲線で落ち着きのある雰囲気に。さらに部屋ごとに、デザインや特徴の異なる国々のタイルを使い分けて、アクセントにしました。
また、角部屋で南と西の2面に窓があり日差しが強かったリビングは、建築家が考えた驚きのアイデアで解消!広い動線を確保するためのアイランドキッチンは、珍しい半円型です。建築家との打ち合わせでは、自ら設計図まで描いて希望を伝えたというFさん。長い海外生活の中で培った家づくりのアイデア満載のリモデルです。
 
設計担当:クオリア
http://www.qualia-life.co.jp/

【平面図】

before

after