ジャパン大逆点〜東北の小さな町の大きな挑戦~

ジャパン大逆点〜東北の小さな町の大きな挑戦~

お知らせ

【放送日時】
2016年12月24日(土)午後1:00~1:55放送

番組概要

秋田県仙北市。田沢湖や乳頭温泉、角館(かくのだて)など観光の名所も数々あるが、近年、人口減少、過疎化、高齢化が全国で最も進み、深刻な問題を抱えている。

日本の地図では小さな点でしかない仙北市で、逆境をチャンスに変え、大逆転を狙う仙北市門脇光浩市長。 アベノミクス成長戦略の一つ「国家戦略特区」という、規制緩和を使って地方創生に日々奮闘。 市の6割を占める国有林野を活かした事業展開など、市が元気になるために次から次へと「特区」を活用して何かできないか、知恵を絞り出す。
様々なアイデアを持つ民間企業も参入し、地元民とともに今まで誰もやらなかったことにチャレンジ。だが、成功する保障は何もない。挫折、苦悩、喜び、そして…
元気印の門脇市長とその部下たち、そして仙北市を心から愛する人々が繰り広げる「全国初!オンリーワン」を目指す人たちのドキュメント。小さな町が「規制改革」で大きく変わる!―そこには、さまざまな人たちの熱い想いがあった…

放送予定

東北の小さな町に、地方創生に命をかける男がいた。秋田県仙北市、門脇光浩市長56歳。
人口減少、過疎化、高齢化が全国で最も進んでいる仙北市。この町を何とか活性化させたい、そんな熱い想いで日々奮闘している。
それは、アベノミクス成長戦略の一つ「国家戦略特区」を活用して、民間企業や地元の人々と共に、いかに地方創生を実現していくかというもの。そこには、様々な物語があった。

市の6割を占める国有林野。この国有林野を活用できる方法はないだろうか。
そんな思いで立ち上がったのが、生ハムに命をかける金子裕二さん。国有林野にスペインの豚を放牧してイベリコ豚に負けない世界一の生ハムを作りたい。
挫折、希望…金子さんと市長の絆が未来にむけて広がっていく。

特区を取得した仙北市は、ドローンや無人自動走行にも目をつけていた。
仙北市ならではの国有林野を活かして、ドローンの最先端産業を生み出せないか、そんな市長の熱い想いに、力を貸す仕掛け人がいた。そして、市民もまた、ドローンの必要性に目覚め始めていた。

日本初、公道を使った無人自動走行実証実験が行われた。市長の想いは、過疎化した町に無人走行バスを日常のように走らせる夢へとつながる。初めての体験に皆感動の瞬間が!

内閣府や国との調整をとるために、地元と東京を往復して、日夜飛び回る市長。
乳頭温泉や田沢湖温泉などの豊富な温泉を利用して、温泉と医療を結びつけることはできないか。外国人を受け入れて、新たなビジネス展開はできないか、はたまた…
市長の構想は次から次へと生まれ、日々戦いは続いていく。

日本地図の中では、小さな“点”でしかない秋田県仙北市。逆境をチャンスに変え、“大逆転”を狙いたい…市長とその部下たち、そして仙北市を愛してやまない人々の夢は、果てしなく広がっていく。
小さな町が繰り広げる、大逆転への大きな挑戦とは!