絶景!歌の二人旅 梅沢富美男と瀬川瑛子が行く 金沢から能登 歴史街道

絶景!歌の二人旅 梅沢富美男と瀬川瑛子が行く 金沢から能登 歴史街道

お知らせ

【放送日時】
2016年6月4日(土)ごご1:00~2:54放送

番組概要

歌手が【思い出の一杯詰まった場所】を訪れ【当時の思い出話】で盛りあがりつつ、
その場所場所で【思い出の曲】を歌い上げる。
そんな、従来の旅番組とは一線を画する“新機軸の歌旅番組”です。
当時の記憶を頼りに、思い出の地を巡り歌声が旅に花を添えます。
旅人は、梅沢富美男さんと、30年来の友人、瀬川瑛子さん。
梅沢さんの下積み時代の思い出が詰まった、歴史と文化の街・金沢と自然が美しい能登へ向かいます!

放送内容

♪「加賀の人」

北陸新幹線開業でにぎわう、金沢。
最初に訪れたのは、長町武家屋敷跡。
長町界隈は、かつて藩士が住んでいた屋敷跡ですが、土塀の続く町並みの中では、今も市民生活が営まれています。
石畳の小路を散策すれば、当時の雰囲気がしのばれます。
一般公開されている「武家屋敷跡野村家」を訪れます。
土壁を進むと、大野庄用水があります。
犀川を水源として長町を流れる用水で、古くから人々の生活の場で重要な役割を果たしてきました。
梅沢さんが金沢に来るとふと歌いたくなるという歌。
北島三郎さんの「加賀の人」を大野庄用水にかかる橋の上で歌います。

♪「奴さん」

続いて向かったのは、「ひがし茶屋街」。
江戸時代、加賀藩によって公認された花街。
今でも美しい出格子がある古い街並みが残り、昔の面影をとどめています。
細い路地を進んで行き、梅沢さんおすすめのお蕎麦屋さん「茶蕎麦 武右衛門」へ。吹き抜けの高い天井にジャズが流れるおしゃれなそば処。
金沢で飲まれている加賀棒茶を練り込んだ「棒茶そば」を頂きます。能登産の粗塩が味わいにインパクトを与えます。
そばを楽しんだあとは、梅沢さんが金沢へ来ると必ず立ち寄るという ワインバー「照葉」へ。
元芸姑の女将が営むワインバー。
女将の三味線の演奏で梅沢さんが端唄「奴さん」を歌います。

♪「夢芝居」

金沢を代表する伝統工芸「金沢箔」。
老舗の金箔屋「さくだ」へ。
小箱に金箔を貼る体験にチャレンジ。梅沢さん瀬川さんの腕前は果たして!?
そして「卯辰山公園」を訪れた2人。
ここは、梅沢さんの下積み時代の思い出が詰まった、「金沢ヘルスセンター」という施設があった場所。
若い頃、そのステージで何度も歌ったそうです。
また、紅白歌合戦への出演依頼を受けた場所でもありました。
そんな思い出を胸に、ギター1本のバージョンで梅沢さんが「夢芝居」を歌います。

♪「矢切りの渡し」

金沢をあとにして、和倉温泉へ。
梅沢さんが奥さまとも来たことがある、お寿司屋さん「信寿し」。
迎賓館のような店内で、能登の新鮮な魚貝類をつまみにお酒が進みます。
「甘えびの味噌」「かわはぎ」「赤西貝」、そして厳選された「にぎり」を頂きます。
ここでは、瀬川さんの下積み時代の話が。最初のヒットから16年後に、あの「矢切りの渡し」と出会ったそうです。
梅沢さんも「矢切りの渡し」で踊っていたという思い出もあり、瀬川さんが「矢切りの渡し」を歌います。

♪「居酒屋」

もう1軒ということでぶらりやってきたのは、居酒屋「海ごちそう」。
こちらでは「地酒利き酒セット」や「干くちこ」「なまこ酢」「ほたるいかの赤造り」をいただきます。
梅沢さん、♪「居酒屋」は、五木ひろしさんよりも先に、舞台で木の実ナナさんとデュエットしたことがあり、カバーアルバムにも収録されているそうです。
梅沢さんが、瀬川さんとのデュエットで「居酒屋」を歌います。

♪「能登半島」

2日目は、和倉温泉駅からスタート。
「のと鉄道」に乗車して移動します。
のと鉄道は、能登半島の東側、七尾駅から穴水駅間約40キロの海沿いをとことこ走るローカル線。
車窓からの絶景を見た瀬川さんが、石川さゆりさんの「能登半島」を口ずさみます。
そして「輪島朝市」へ。
輪島の朝市は、日本三大朝市に数えられる日本有数の市場です。
朝8 時から朝市通りには、新鮮な海産物をはじめ干物や野菜、民芸品などを扱う露店が、道の両側に所狭しと並びます。
その数は約200軒。二人は、近くにある「炭火焼コーナー」で、海の幸を堪能。そして、輪島塗の老舗を訪ねます。

♪「命くれない」

輪島を後にし、梅沢さんが瀬川さんに見せたい絶景があるということで、やってきたのが国道249号線沿いにある「白米千枚田」。
日本海に面して、小さな田が重なり海岸まで続く絶景は、2011年6月、「世界農業遺産」にも認定されました。絶景をバックに瀬川さんが「命くれない」を歌います。

♪「愛燦燦」

もう一つ、梅沢さんが瀬川さんに絶景を見せたいということで、珠洲市にある「見附島」へ。
島の形が軍艦に似ている、高さ28mの奇岩。
能登のシンボルとしても有名です。
浜辺には縁結びの鐘があり、その名も「えんむすびーち」と呼ばれています。
旅を締めくくりの歌は、「夢芝居」と同じく、小椋佳さんが作詞作曲した「愛燦燦」。
梅沢さんが熱唱します。