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#47

“Athlete” 星野佑介(パラテコンドー -75キロ級選手 クラスK44)
“With” 阿渡(あわたり)健太 (パラテコンドー -61キロ級選手 クラスK43)

東京パラリンピックから正式種目になる「パラテコンドー」。
手足を使うテコンドーと異なり、パラテコンドーは腕に障がいがある選手が防具をつけて胴体への蹴りだけで得点を競う。
華麗に繰り出される足技が魅力の競技だ。

1月に行われた代表選手最終選考会に挑んだのは最年少・高校3年生の星野佑介(18)。
生まれつき左腕に障がいがある。

パラテコンドーとの出合いは2016年・中学3年生の時。
両親に連れられて参加した「東京都パラスポーツ次世代選手発掘プログラム」
競技を見学してみると、華麗な足技の虜になった。
すぐに競技を始めると、持ち前の長い脚が武器となり才能を開花。
2018年には国際大会で銅メダルを獲得した。

おのずと、周囲からパラリンピックへの期待が高まり、練習も過酷になり、プレッシャーに押しつぶされそうになっていった。

そんな星野の支えになったのは、道場に入門してきた阿渡健太(33)の存在だ。
星野より後に競技を始めた阿渡のひたむきな姿勢と前向きな人柄に刺激を受け、再びパラテコンドーへの情熱を取り戻す。
星野は、阿渡と一緒に二人でパラリンピック出場を目指すことを心に誓う。

夢を実現するため、二人揃って海外まで武者修行の旅へ。
異国の地で、世界トップクラスの選手を相手に、技を磨く星野と阿渡にカメラは完全密着!

そして二人揃って挑んだ1月の代表選手最終選考会。
果たして二人の結果は!?


星野佑介(ほしの・ゆうすけ)※写真左

2001年8月9日生まれ 名古屋市出身
先天性骨形成不全のため左腕に障がいがある
小学2年生までをアメリカで過ごす。
中学3年生の時に東京都が主催する
「パラスポーツ次世代選手発掘プログラム」に参加。パラテコンドーと出合う。
2018年パンアメリカパラテコンドーオープン大会3位。
2018年キムウンヨン国際パラテコンドーオープン大会3位
2019年アフリカパラテコンドー選手権大会5位。

阿渡健太(あわたり・けんた)※写真右

1986年10月22日生まれ 横須賀市出身
所属 日揮ホールディングス株式会社
先天性右肘関節離断・左手関節離断のため両腕に障がいがある。
学生時代はサッカー部所属。
サッカーで培った脚力を活かせる競技を探しパラテコンドーの世界へ。
2018年アジアパラテコンドー選手権大会2位。
2019年アフリカパラテコンドー選手権大会3位。