ありがとう

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放送内容

「三浦一馬 ~巣立つ息子は感謝をこめて音を奏でた!~」

若手実力派音楽家・三浦一馬、23歳。2008年には、わずか18歳で国際ピアソラコンクール出場。史上最年少で準優勝を果たし、世界的音楽家達から絶賛された。彼の楽器、バンドネオンはアコーディオンのような形態をしているが音階を鍵盤ではなく左右合わせて71個のボタンを押して奏でる。"悪魔が作った楽器"と呼ばれるほど扱いが複雑。しかしその音色はパイプオルガンのように重厚で、人々を魅了する。
父はプロピアニスト、母はピアノの指導者。常に音楽がそばにある環境で育った三浦がこの楽器と電撃的な出会いを果たしたのは10歳の頃。のめり込んだら猪突猛進!日本にも数台しかなかった貴重な楽器、バンドネオンを手に入れてからは、録画したビデオテープをすり切れるほど見て練習した。16歳の時に来日中のバンドネオンの神様ネストル・マルコーニを大分まで追いかけ目の前で演奏を披露。高校時代はマルコーニの指導を受けるため両親は一家総出でアルゼンチンへ向かうことを決め息子のレッスンの日々をサポートした。
いつも両親の支えがあったから、音楽の道一筋にやってこられたと語る三浦。つい最近まで三食、洗濯・掃除に24時間音を出せる防音室つきの実家暮らしをしていたが、自身の音楽活動の広がりを受け都内に仕事部屋を持った。これがきっかけとなり一人暮らしをスタートさせたばかり。
今回は三浦が、何かにつけ離れて暮らす息子を心配している母・薫を"春のドライブデート"に誘い、感謝を伝える一日をプランした。訪ねたのは地元・埼玉県久喜市にある親子の思い出の場所。世界で活躍する音楽家へと成長を続ける息子を見守りながらも、巣立ちを少し寂しく感じている母と家族のために三浦がサプライズコンサートを企画。感激の幕が上がる!「ありがとう」の気持ちが演奏に乗せて届けられる!

三浦一馬さん 公演情報

「みなとみらいクラシック・クルーズ Vol.55 三浦一馬バンドネオン・リサイタル」
日時:2014年4月22日(火)
①12:10開演(11:30開場)/②14:30開演(13:50開場)
  ※各回40分・別プログラム公演
会場:横浜みなとみらいホール 大ホール
出演者:三浦一馬(バンドネオン)/BABBO(ピアノ)
問合せ:横浜みなとみらいホールチケットセンター 045-682-2000

「三浦一馬が魅せる再びのタンゴ スペシャル」
日時:2014年5月24日(土)14:00開演 (13:30開場)
会場:東京芸術劇場プレイハウス
出演:三浦一馬(バンドネオン)/石田泰尚(ヴァイオリン)/山田武彦(ピアノ)
高橋洋太(コントラバス)/三浦一馬スペシャルストリングス/Chizuko y Hugo(タンゴダンサー)
問合せ:としまみらいチケットセンター 03-3590-5321