アーツ&クラフツ商会

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江戸切子

古き良き時代の熟練職人による手仕事のたまもの・伝統工芸品にフォーカスを当て、伝統と今を交えるライフスタイルを提案する「アーツ&クラフツ商会」。第1回目は「江戸切子」を取り上げる。
光の屈折を巧みな技で見せるガラス細工の技法は一子相伝。初代の道具や方法は一切残されておらず、すべて職人の魂と腕で受け継がれてきた。
かつて外国人を驚かせたその輝きは、今も東京スカイツリーのチケットカウンターやエレベーターなどを彩り、多くの人々を魅了している。しかし、その貴重性と取り扱いの難しさゆえ、現代の生活での使用は減っているのではないだろうか。
江戸切子は、ガラスの生成など素材の制作過程、割り出し、粗ずり、三番掛け、石掛け、磨き、バフ掛けと、さまざまな行程を要する。すべてが人の手による貴重な芸術は、時代の色を取り入れ、職人の創造性が随所に活かされている。工作音が響きわたる工房、目の前の細密な器具に神経を集中させる職人の姿、まばゆい光を放つ完成品、アート作品でもある現代の江戸切子・・・そこには、時がもたらす伝統美と今を交えるきっかけがあるはずだ。