数え切れないほどの食材を使い、地方独自の調理法で作られる中国料理は
実に様々な味わいで我々の舌を楽しませてくれる。
中国ではそれらの味を七つに分けて表現する。
甜(ティエン)、咸(シェン)、酸(スヮン)、辣(ラァ)、苦(クゥ)、香(シャン)、麻(マァ)
これらの七つの味を組み合わせて中国料理は作られている。
さっぱりした塩味に濃厚な油の甘さ、
さらにタレで唐辛子の辛さを加える。
味を組み合わせることは中国料理の基本とも言える。
ただ甘いだけではない、ただ辛いだけでもない。
甘くもあり、辛くもあり、塩味も程よく効いている。
そんなふうに七つの味を組み合わせることで
中国料理の味は深みを増していくのだ。
中国料理における七つの味を知る。
そうすることで食事はもっと楽しいモノとなる。
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