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ミラノにはイタリア建築デザイン界の父と呼ばれるデザイナーが存在した。 ジオ・ポンティ。 生粋のミラネーゼである彼は多くの建築物をミラノの街に残した。 その殆どが、1950年代から70年代にかけて作られたものである。 しかし、今もって全く色褪せていない。 それどころか、21世紀である今の街を見越してデザインしたとしか思えない程、街に調和している。 ジオ・ポンティの建築物を知る事で世界都市ミラノが見えてくる。 なぜ、ミラノに人が集まり、なぜ、ミラノから多くの文化が伝えられるかが。