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東京銀器

古き良き時代の熟練職人による“ものづくり”にフォーカスを当て、今と和えるライフスタイルを提案する番組第36回目は、「東京銀器」の世界へご案内します。西洋の高級品のイメージがある銀器、実は日本とも深い縁があったのです。
 日本では飛鳥時代に銀が初めて産出され正倉院にも貴重な銀製品が所蔵されていますが、その頃の日本は技術が乏しく、採掘した銀鉱石を大陸へ輸出し、銀製品を海外から輸入していました。そして室町時代にある転機を迎え、銀は戦国大名の重要な資金源になったのです。その後元禄時代には経済力の高まりとともに一般庶民にも普及しますが、贅沢を禁ずる政策などによる取り締まりの対象になるなど、あらゆる時代で注目を集めていました。江戸時代になると更に取り締まりが強化されていきます。「東京銀器」という名には、江戸幕府の政策と深い関係があったのです。
 どの時代でも注目の的だった銀器の手仕事には目を見張るものが。江戸時代から受け継がれてきた職人技に密着します。同じ柄は一つさえないといわれる手仕事で作られる東京銀器、その柄や形、作り方は全て1人の職人から作り出されているのです。コンコンコンと工房に鳴り響く金属音は、製品の始まりから終わりまでつづきます。幾度となく繰り替えされる繊細な仕事ぶりに注目。
今回番組ではあの便利グッズをオーダー。少し見られると恥ずかしいあのアイテムが銀の性質にも合ったクールな逸品へと生まれ変わります。