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【バトンタッチ】「次の世代にもお寺を残せるように」

バトンタッチ SDGsはじめてます 住み続けられるまちづくりを

2030年は、今から10年後。
番組では、これからを担いSDGsに関心を寄せる若者たちが、既にSDGsに取り組んでいる人や団体、自治体や企業を訪ねます。そこで目にするのは、人間、社会、地球環境にまつわる「持続可能な未来」への活動とその裏にある“思い“。問題解決への学びや気づき、行動の原点などに若い世代が触れ、感じることによって、SDGsにかかわる=「未来へのバトン」をつないでいくヒューマンドキュメンタリーです。

 

綺麗な和室、風情ある露天風呂、四季を感じる庭園・・・
そんな古き良き日本を感じられる、今、密かに話題となっている宿泊先があります。

それは「お寺」。このお寺に泊まる事業を5年前に立ち上げ、現在全国に7箇所の
寺院と提携しているのが主人公・佐藤真衣さん。

 

実はお寺は、今、存続のピンチにあると言います。人口が都市部に集中し、
地域の檀家が減少、20年後には日本のお寺の4割が消失してしまうかもしれない
のだとか。そんなお寺をもっと身近に感じて欲しい、お寺のもつ場の力は宿泊者の
プラスになる、と思い佐藤さんはこの「お寺ステイ」を始めました。その結果、
経営の厳しいお寺を救うだけでなく、観光客に街の魅力を伝え、街の雇用も生み出す
など、まちづくりにも繋がっていると言います。
そんな佐藤さんですが、実は元々、仏教に熱心だったわけでも、お寺に興味があった
わけでもありませんでした。
手がけていたのはホットヨガや岩盤浴などの美容・健康
施設の経営。しかしそこには、心身ともに綺麗になるための業界でありながら、
心を痛めつつ事業を展開していかなければならない、
とあるジレンマがあったと言います。

今は、お寺や地域の人々の手を借りながら、「お寺ステイ」という斬新な事業を
定着させるため、休むことなく走り続けるアグレッシブな佐藤さん。そんな彼女の、
お寺も街も、宿泊者も三方ともに幸せをつくる取り組み、ぜひご覧下さい。

 

12月25日(土)よる6時~

番組サイトはコチラ

 

SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを


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