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【With】やり投げ・視覚障がいクラス 若生裕太の挑戦

With チャレンジド・アスリート すべての人に健康と福祉を SDGs

幾多の困難を乗り越えて、世界へ挑戦する障がい者スポーツのトップアスリートの強さと、彼らを陰で支える人々の情熱に迫る番組

「With チャレンジド・アスリート~未来を拓くキズナ~」

10月24日(土)は、パラ陸上・やり投げの視覚障がいクラスで東京パラリンピック出場を目指す、若生裕太さんに迫ります。

去年5月、競技歴わずか1年で日本記録を更新したやり投げ界のホープ。20歳の時に『レーベル遺伝性視神経症』が発症し、現在は視力が約0.01。視野の中心約40%が見えていない。そのため、投げたやりの行方も見えていないという。投げた時の体の感覚や、やりが地面に刺さった音で確かめながら、日々、感覚を研ぎ澄ませて練習に取り組んでいる。


夢の舞台を目指す若生には、欠かせない人物がいる。
視覚障がい者をサポートする会社を経営している、高橋昌希(写真右)。多くのパラアスリートが仕事をしながら競技に取り組んでいるが、今年4月、競技歴わずか2年の若生と異例のプロ契約を結び、競技に専念できるようにサポートをしている。

自身の会社を経営しながら、週のおよそ半分を若生さんのために当てているという高橋さん。サポートは多岐にわたる。
移動中には声をかけながら若生の安全を確保し、通常は選手自身が準備をする大会のエントリーシートも高橋が作成し申請。若生のことを知ってもらうためにホームページを自ら制作し、さらには、年間で最低100万円はかかるという活動資金を工面するため、スポンサー集めにも奔走している。

来年4月1日までに世界ランキング6位以内(※)で、東京パラリンピック出場権を獲得できるが、現在、若生さんの世界ランキング8位。高橋さんの後押しを受け、夢の大舞台を目指す。
※東京パラリンピック出場内定条件の一部

 

SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」

With チャレンジド・アスリート~未来を拓くキズナ~」
10月24日(土)あさ9時00分~
HPはこちらから

 


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