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【With】パラ陸上 中長距離 唐澤剣也の挑戦

With チャレンジド・アスリート すべての人に健康と福祉を SDGs

幾多の困難を乗り越えて、世界へ挑戦する障がい者スポーツのトップアスリートの強さと、彼らを陰で支える人々の情熱に迫る番組

「With チャレンジド・アスリート~未来を拓くキズナ~」

2月27日(土)は、東京パラリンピック・パラ陸上 中長距離(視覚障がい)で金メダル獲得に期待がかかるアスリートがいる。現在世界ランキング2位、唐澤剣也に迫ります

我々が初めて彼を取材したのは3年前の2018年。
当時はまだ東京パラリンピック出場に挑戦している段階で、懸命に練習に励んでいた。
生まれつき弱視で、小学4年生の時に完全に視力を失った唐澤。
元々走ることが好きで、東京でパラリンピック開催が決まったことをきっかけに、
本格的に陸上を始めた。

陸上競技は障がいの種類や程度によって細かくクラス分けされている。
唐澤は視覚障がいクラスの中で最も重いT11クラス。
このクラスは伴走者の並走が義務付けられている。

 

 

唐澤には公私に渡っては支えてくれている大事な人がいる。
唐澤が通っていた盲学校の先輩でもあり、鍼灸マッサージ院を営んでいる清野衣里子(63)だ。
唐澤が伴走者探しに困っていれば、自身の鍼灸院に通っている陸上選手たちに声をかけて協力を求め、プライベートでも朝ご飯の準備や練習後の体のケアなど、細かなことまで面倒をみている。『孫は無償の愛』と語る清野。3回りも歳が離れている2人の関係性はまるで祖母と孫のようなもの。

陸上に真摯に取り組み、純朴な笑顔が印象的な唐澤の周りには、自ずと多くの人が集まってくる。清野以外にもガイドランナー、応援会など様々な人たちが親身になって彼を支えてくれている。

2019年に世界選手権で銅メダルを獲得し、東京パラリンピック内定。その後世界ランキング2位へ。初取材から3年間の間に急成長とげた唐澤の秘密に迫る。

 

SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」

With チャレンジド・アスリート~未来を拓くキズナ~」
2月27日(土)あさ9時00分~
HPはこちらから

 


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