にほん風景遺産
バックナンバー
沖縄・西表島 最後の秘境・生き物と人々の暮らし
日本最後の秘境と言われる沖縄西表島。
1960年代にイリオモテヤマネコが発見されて、一躍有名になった島です。
島の9割は原生林に覆われており、ヤマネコやカンムリワシなどの希少動物が生息する亜熱帯の島です。
今回、風景案内人・加藤千洋さんは写真家の湊和雄さんと共に西表島を旅します。
海水と淡水の混ざり合う汽水域にあるマングローブの森は、多くの生物が集まり、豊かな生態系を育む「命のゆりかご」です。加藤さんは観光船やカヌーで、マングローブの森に生息する植物や生物に出会います。
西表祖納地区には500年の歴史ある祭り節祭(しち)があります。長老・那根さんに歴史や暮らしについて話を伺います。
仲間川の近くの旅館には観光カリスマの主人がいます。彼からは島の開拓時の苦労話を、そして戦前に栄えていた炭鉱を知る人からは当時の様子を伺います。そして三線作りのために西表島に移住してきた夫婦と出会います。また、加藤さんは島の豊かな恵みを使った奥さんの手料理を味わいました。
他にもカンピレーの滝やマリユドゥの滝を訪ね、西表島の雄大な自然を紹介します。
竹盛旅館 TEL:0980-85-5357 |
|
唐変木 TEL:0980-85-6050 |
|
西表野生生物保護センター TEL:0980-84-7130 |