奮闘!離島の名医たち

奮闘!離島の名医たち

お知らせ

2017年2月20日(月)よる7:00~8:54放送

番組概要

少子高齢化と共に、今後いっそう厳しい状況になると言われる医者不足問題。
中でも、より厳しいとされる『へき地医療』。
政府の調査によると、現在、日本全国に医者が一人もいない『無医地域』は、700以上存在し、広範囲の地域をたったひとりのドクターで支えている場合も多いとされています。 そこで、当番組はそんな過疎地で頑張るドクターたち、強い意志をもって仕事に取り組む個性豊かな「過疎地、離島の名医たち」の奮闘ぶりを紹介していきます!
そして、その地域の人々暮らしぶりやドクターとの交流なども描きながら、へき地医療の重要性を描いていきたいと思います。

放送内容

《沖縄県》夫婦で離島に赴任した新婚ドクター
◆黒田格先生(28)・小澤萌先生(32)

沖縄県の東に浮かぶ、南大東島(人口約1300人)と北大東島(人口約600人)に2016年、新婚夫婦ドクターが別々に赴任。夫は大きな南大東島、妻は北大東島の県立診療所に赴任し、2年間の予定で離島の医療に携わっている。
重篤な患者は、ドクターヘリで沖縄本島に搬送するが、それでも片道2時間かかるので、救急医療の知識も必要。内科〜外科、レントゲンまで、総合的に対処する知識や技術も求められる中、奮闘中!

《長崎県》親子2代!島の子供と妊婦を守り続ける産婦人科医
◆池田陽子先生(46)

人口4万人ほどの福江島で、親子2代にわたって、のべ1万人以上の子供を取り上げてきた離島の産婦人科医!
池田陽子院長の父は、じつは日本統治時代の台湾で生まれたのちに、留学して長崎大学で医者になった台湾人ドクター。
島の医療に魅力を感じ、福江島で働き続けた。(11年死去) そのため、父が取り上げた女性の娘さんが妊婦となって病院に来ることもあるという。
福江産婦人科のスタッフは、医師は池田先生のみで、事務1名、看護師6名。
年間の分娩数は約140だという。

《岐阜》救急車では間に合わない!山間地域を走るドクターカー
◆間渕則文医師(58)

ドクターカーとは、医療機械を搭載し、医師、看護師 などが同乗して現場などへ直接出動する 救急車の一種である。
岐阜県中津川市民病院の間渕則文さんは、「ミスター・ドクター カー」と呼ばれ、自分の生活は二の次で、乗用車型ドクターカーを駆って奥美濃の山中を自在に走り回り、救命率を驚異的に上げた。ドクターカーの活躍は目覚ましく、2014年3月の本運用から同年12月までに270件の出動要請があり、ドクターカー運用以後、救急救命率が3%から19%に引き上げられているという。
以前の病院では麻酔科部長、救命救急センター長として、大勢のスタッフの先頭に立ち、後輩を育ててきた。しかし、公務員としての医師の定年まであと10年と考えたとき、最後の好きなことをやろうと考え、ドクターカーを始めた。
現在、間渕さんは、9日勤務5日休みというローテーションで、この担当の間は24時間勤務、通常の勤務時間8時30分から17時までは病院に、それ以外の時間は借り上げ宿舎(待機宿舎)で待機する日々。山間地域の命をひとつでも多く救おうと奔走している。

《東京》東京へき地医療支援機構

都内の限界集落、離島の医療を支える組織
新宿にある『東京へき地医療支援機構』では
・へき地医療の医師派遣計画の作成
・医師不足に悩む自治体からの相談、病院との調整
・離島に赴任する医師探しなどの活動を行っている。
数多く寄せられる自治体からの相談から、東京都や日本の医療の問題が浮き彫りに!
慢性的にへき地医療に従事する医師が不足する現状を、医師たちはどう考えているのか?リアルな意見も紹介します。