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【バトンタッチ】「さかなで野菜を育てて農業を継ぎたい仕事に!」

バトンタッチ SDGsはじめてます 陸の豊かさも守ろう

2030年は、今から10年後。
番組では、これからを担いSDGsに関心を寄せる若者たちが、既にSDGsに取り組んでいる人や団体、自治体や企業を訪ねます。そこで目にするのは、人間、社会、地球環境にまつわる「持続可能な未来」への活動とその裏にある“思い“。問題解決への学びや気づき、行動の原点などに若い世代が触れ、感じることによって、SDGsにかかわる=「未来へのバトン」をつないでいくヒューマンドキュメンタリーです。

 

新潟県長岡市。住宅街の一角にある巨大なビニールハウス。
中に入ってみると、たくさんの葉物野菜が水耕栽培で育てられている。
ビニールハウスの一角には水槽が。のぞいてみると・・・魚の群れが!
飼われているのは約600匹のチョウザメ。
この魚と水耕栽培を組み合わせた新農法が、就農人口の減少や食糧問題、
環境問題を解決すると世界的に注目されている。
その農法にいち早く注目、脱サラして農業をはじめたのが今回の主人公。

プラントフォーム 代表取締役CEO 山本祐二さん

新農法の名前はアメリカ発祥の「アクアポニックス」。
魚の排泄物に含まれる栄養分を肥料化、水を通じて野菜に届けるという仕組み。
肥料を与える手間やコストがかからない、農業未経験者でも取り組みやすい農法。
また、植物が栄養分を吸うことで水が浄化されるため、その水を魚の水槽に戻せば、
水交換もほぼ不要というエコな仕組み。
しかもチョウザメは高級魚!そこからさらなる利益も・・・!?

実は山本さん、もともと東京の広告代理店で働くサラリーマン。
とある新規事業で長岡を訪れた際、現地の若者から聞いた衝撃的なことばをきっかけに
‶農業の世界で革命を起こしたい″と決意したそう。
今では年間100組以上、視察に訪れるという注目の事業。
次世代が食べるものに困らない社会をつくるために・・・
山本さんの取り組みをぜひご覧下さい。

 

12月4日(土)よる6時~

番組サイトはコチラ

 

SDGsの目標15「陸の豊かさを守ろう


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