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ストーリー

ワイルド・カリビアン~知られざる 生命の楽園~
3 ハリケーンの訪れ

美しい南国の楽園として知られるカリブ海を形作った大きな自然の力と、そこに住む多種多様な生き物たちの姿を追うシリーズ。第3回では、カリブ海を毎年襲う恐怖、ハリケーンによる破壊の猛威と、生き物たちがどのように適応し、再生へ向かうのかに迫る。
ハリケーンはどのようにして生まれ、カリブの地へと至るのか。いち早く異変を察知して避難する生き物もいるが、動けないサンゴはどのように命を繋ぐのか。内陸まで押し寄せる大波は、砂浜に埋められたウミガメの卵を襲う。海抜が低く、島全体が冠水するバハマで滅びることのないトカゲの秘密とは? タボヌコの木などの植物のサバイバル術と同時に、なぎ倒された熱帯雨林を再生する虫たちの活躍にも注目する。また、ハリケーンを利用して生息地を広げたグリーンイグアナや、人間の保護で復活しつつあるインコを紹介する一方、気候の変化により、ハリケーンの強さや頻度が高まっていることに警鐘を鳴らす。

毎年6月から9月、楽園のようなカリブが地獄に変わる。ハリケーンの襲来だ。海面の熱に暖められた空気が、渦をなして熱帯低気圧となり、拡大しながら風に乗って西へ移動すると、凄まじい大風と大波がカリブを襲う。破壊されるサンゴ礁。しかし、基盤が残ればサンゴはまた成長していく。
大波が砂浜を消し去り、ウミガメが卵を産んだ巣を破壊した島もあるが、島全体が冠水するバハマで、トカゲのブラウン・アノールは絶えることがない。卵が海水に浸されても耐える力があるのだ。
マングローブの木は、根が稚魚を守る防波堤となっていたが、2日に渡るハリケーンで全滅した場所も。熱帯雨林ではタボヌコの木が互いの根を絡ませて地面に碇を下ろしているが、なぎ倒された木々も森を育てる肥料となる。それを助けるのが、草木を分解する虫たちだ。流木に乗って流されることで海を渡り、生息地を広げたグリーンイグアナもいる。 絶滅寸前になったインコが人間の保護で増えつつある一方、強大なハリケーンの増加には、人間による地球温暖化との関係が示唆されている。自然の再生力はいつまで保たれるのだろうか…。

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