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#164

女性が受け継ぐ姫だるま(大分県竹田市)

山間の町・大分県竹田市。
城下町の面影を残す通りのあちこちに飾られているのが、
起き上がり小法師「姫だるま」。江戸時代から続く縁起物です。

今回、みらい遺産を紹介してくれるのは、
姫だるま工房の二代目・後藤明子(めいこ)さん(80歳)。
姫だるま作りの行程は、全て手作り。木型に新聞紙・和紙を貼って胡粉を塗り、
起き上がりの細工を仕掛けます。ひとつ製作するのに1週間はかかると言います。

かつて作り手不足で一度廃れた姫だるまを戦後に復活させたのが、
明子さんのお舅(しゅうと)さんです。19歳で嫁いで以来、その手伝いを続けてきた明子さん。60年以上作り続けている、姫だるまに込めた想いとは、、、