暦を歩く

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放送予定

2017年5月28日(日)

「みかんの花」(静岡県 伊東)

みかんの花が咲いている 思い出の道丘の道

手遊び歌としても知られる童謡「みかんの花咲く丘」。実は3番には、母への思いが歌われています。
…いつか来た丘かあさんと いっしょにながめたあの島よ
 今日もひとりで見ていると やさしいかあさんおもわれる…
この歌が作られたのは終戦からまもなくの頃。当時は、戦乱により離れ離れになった母との再会を果たせぬ子どもたちも多かったといいます。
みかんの小さく白い花の甘い香りが、母との思い出を呼び覚ましてくれるようです。

番組概要

日本には四季がある、歌がある。

草木や花々、川の流れや空の色、多様な生きものたち、人々の日々の暮らしや祭り。
私たち日本人は、一年の時の移ろい=「暦」を四季折々の「歌」に織り込み、この国ならではの感性を磨いてきました。

歌い継がれてきた「和歌」や「俳句」、「唱歌」や「童謡」を口ずさむと去来する、どこか懐かしい思い。その思いはどこから来るのか…

「暦を歩く」は、私たちが愛唱してきた「歌」を通して、日本の風景を見つめ直す番組です。
それぞれの歌に息づく日本人の原風景を、一篇の詩のような美しい映像でお届けします。