暦を歩く

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放送予定

2017年4月23日(日)

「桃源郷」(山梨県 笛吹)

春の苑 紅にほふ桃の花 下照る道に出で立つ少女      

毎年4月になると、甲府盆地は桃の花で一面がピンク色に染まります。それはまるで桃源郷のよう。山梨県は日本一の桃の産地。咲き誇る桃の花は観賞用ではなく、農家が桃を収穫するために育てているもの。花の季節、農家は余分な花を摘んだり受粉の手助けをしたり、大忙しです。古くから鑑賞されてきた桃の花は、万葉集にも詠まれています。桃の花の下に立つ少女・・・大伴家持の色彩豊かな歌の世界が、時代を超えてよみがえってきます。

番組概要

日本には四季がある、歌がある。

草木や花々、川の流れや空の色、多様な生きものたち、人々の日々の暮らしや祭り。
私たち日本人は、一年の時の移ろい=「暦」を四季折々の「歌」に織り込み、この国ならではの感性を磨いてきました。

歌い継がれてきた「和歌」や「俳句」、「唱歌」や「童謡」を口ずさむと去来する、どこか懐かしい思い。その思いはどこから来るのか…

「暦を歩く」は、私たちが愛唱してきた「歌」を通して、日本の風景を見つめ直す番組です。
それぞれの歌に息づく日本人の原風景を、一篇の詩のような美しい映像でお届けします。