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#393

純烈(歌謡コーラスグループ)

ゲスト×インタビュアー
純烈(歌謡コーラスグループ)× 舘野晴彦(編集者)

歌謡コーラスグループ・純烈。“スーパー銭湯のアイドル”と呼ばれる5人組で、じわじわと全国的な人気者になりつつある。昭和の香り漂う懐かしのムード歌謡を歌い、その客層は彼らの母親と同世代の女性が圧倒的多数。若者がアイドルに熱狂するように、純烈のファンはスーパー銭湯で黄色い声援を送っているのだ。
純烈が結成されたのは2007年。実はメンバー5人のうち4人がライダーやレンジャーといった特撮ヒーロー出身。子どもたちのヒーローがなぜ奥様方のアイドルになったのか? まるで小説のような結成秘話をひも解いていく。リーダー・酒井一圭が「ムード歌謡」を歌うコーラスグループを思いついた不思議な出来事。メインボーカル・白川裕二郎の母への想い。ある大御所演歌歌手がきっかけでグループ加入を決意した小田井涼平。在学中だった東京理科大学を退学してまでグループに人生をかけた後上翔太。輝かしいキャリアを持ちながらドン底生活を送っていた友井雄亮が純烈に感じた希望。結成時の5人それぞれの物語に、インタビュアーの舘野も驚きを隠せない。
2010年に「涙の銀座線」でメジャーデビュー。特撮ヒーローが挑む新たな試みは大いに注目されたものの人気は低迷し、地道な下積み生活を送る。キャンペーンでプロレスやマラソンなどさまざまなイベントに参加しながら、夜の社交場・キャバレーのステージをメインに出口の見えない活動を続けた。そんな彼らがどのようにして自分たちが光り輝く舞台“スーパー銭湯”に出合ったのか? 運命ともいえる秘話があった。
そして今回、スーパー銭湯のステージにもカメラが密着。超満員の宴会場、熱狂的なお客さん、控え室でのメンバーの姿などから、純烈の人気の秘密が見えてくる…。
純烈のキャッチフレーズは「夢は“紅白”親孝行!」。NHK紅白歌合戦に出場し、その晴れ姿をお世話になった人たちに見せることだ。そして、実は純烈にはもう一つ大きな夢があるという。最後に5人は気持ちの良い笑顔でその夢を語ってくれた。
インタビューは純烈がデビュー前、レッスンに通ったという東京・三軒茶屋で行われた。トップランナーになるであろう彼らの1時間インタビューは、貴重映像となること間違いなしだ。