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#131

風土と農家が生み出したレンコン田(茨城県かすみがうら市)

日本一のレンコン栽培地として知られる茨城県・霞ヶ浦。
収穫の秋を前に、湖畔は青々した蓮の葉が覆われ、可憐な白い花が咲きほこります。

今回のみらい遺産を紹介してくれるのは、
大正時代から続くレンコン農家の野口國雄さん(66歳)。
甘みが強くてシャキシャキのレンコンづくりに取り組んでいます。

霞ヶ浦のほとりは豊富な水、温暖な気候、そして良質の泥が有り、
レンコンづくりに適していると言います。

実は1970年頃まで霞ヶ浦一帯の農地は、多くが水田でした。
しかし減反政策で農作物の転換を迫られたことから、
野口さんは周辺農家にレンコン栽培のノウハウを教えてきました。

今、日本一のレンコン栽培地となった霞ヶ浦湖畔。
レンコン田を見つめる、野口さんの想いとは?