バックナンバー

「芋焼酎に首ったけ」

焼酎の銘柄には特にこだわりがなく、なんでも美味しく呑むラズウェル先生と実は、焼酎は「芋」しか飲まないという、無類の芋焼酎好きの律子さん。
今回は、ラズウェル先生の友人で、日本全国の大衆酒場を巡り、焼酎を飲み尽くしている居酒屋ライターのパリッコさんの案内で池袋駅東口に集合。
このあたりは、高層ビルやオシャレなBARが立ち並ぶ繁華街と思いきや、ちょっと小路に入ると、昭和懐かしい雰囲気を残す赤提灯の呑み屋が今でもちらほら残り、そのコントラストが奇妙で何とも言えないディープなエリアだ。
そんな東池袋にひっそりと佇む、一軒の焼酎酒場がある。その名も「焼酎屋 BETTAKO(べったこ)」。店主の金本亨吉さんは、究極の芋焼酎を求め、聖地・鹿児島の蔵元や農家をくまなく回り、自らの舌で吟味しお客に振る舞う。これまで吟味した焼酎は、なんと3万銘柄。
“焼酎なんて、最近呑んでないなぁ…”“焼酎ってどこで何呑んでも一緒じゃなーい?”
“芋焼酎ってクセがあってなんか苦手”…なんて思っているあなたも「芋焼酎」の虜になること間違いありません!今宵は、芋焼酎に首ったけ♥

■地域別 味の特徴

・南薩摩 ピリッと辛いが さつまいも本来の甘みも含まれる
・大隅半島錦江湾側 ふくよかな芋の甘みと すっきりとした辛み
・大隅半島志布志湾側 まろやかな甘みと香り 辛みのバランスがとれている
・北薩摩 ピリッと辛く お燗に適している
■ゲスト
ラズウェル細木(漫画「酒のほそ道」原作者)
田中律子
パリッコ(居酒屋ライター/雑誌「酒場人」監修)
金本亨吉(「焼酎屋 BETTAKO」主人)