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#41.42

織田信長の城革命スペシャル(2) 『戦う砦から見せる城へ! 小牧山城&岐阜城』

天下人、織田信長の城革命。それは「小牧山城」で始まり「岐阜城」へと引き継がれていく。それまで誰も考え付かなかった驚愕(きょうがく)の城は、守り堅固な戦いのためのとりでという、これまでの常識を打ち破った。信長の城には、巨大な石垣がそびえ、この世の楽園と呼ばれた壮麗な御殿が建っていた。それは一目見た誰もが、度肝を抜かれ、戦意さえも喪失してしまう恐ろしい城だった。
武将たちは「こんな城を作った武将に勝てるわけがない」と考え、戦わずしてすでに信長は、敵との戦に勝利していたのだ。いまも城の随所で見られる、信長の巧妙で壮大な仕掛けの数々。
城案内人の大谷亮介が、小牧山城と岐阜城を訪ね、信長が建てた「徹底的に見せるための城」の秘密を解き明かしていく。