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#277

伝統行事を継承する 400 年の家
~大阪・堺市「髙林家住宅」奥座敷編~

今回は大阪・堺市「髙林家住宅」奥座敷編。髙林家は創建から実に400年以上、全国でも屈指の古さを誇る現役の民家です。江戸時代の大規模な庄屋屋敷の姿が良く残されているため、国の重要文化財に指定されています。もともと武家だった髙林家がこの地で帰農した当時は、いわゆる四間取りの農家でしたが、時代を経て庄屋から大庄屋へと変化した生活に合わせて、数度にわたる増築が行われてきました。400年以上前の創建当時の土間から始まり、やがて庄屋として座敷を増築、さらに江戸後期には、役所的な役割を持つ大庄屋として、式台と奥座敷を設けました。その増築の歴史が如実に残された髙林家住宅は、日本における住宅の変遷を知るための生きた資料として大変貴重な建物です。
 
案内人:大場 修(立命館大学教授)

取材先情報

・髙林家住宅
※個人宅につき一般公開はしておりません。