BS朝日

バックナンバー

#303

追悼・松方弘樹(俳優)

ゲスト×インタビュアー
松方弘樹(俳優)×石原正康(編集者)

俳優の松方弘樹さんが1月21日に脳リンパ種のため74歳で亡くなった。
2016年2月に入院し闘病生活を送る中、突然の訃報。
番組では、入院直前に収録・放送した松方さんへのインタビューを再構成、未公開部分も加え、緊急追悼企画として放送する。
「健康について」「これからやりたい役」そして「生まれ変わったら?」など、闘病直前に松方さんが語った言葉とは…?

インタビューは、松方さん行きつけの赤坂の料亭「口悦」で行われた。映画監督・小津安二郎が名付けた店には、映画関係者が多く訪れる店。
松方さんは、時代劇俳優・近衛十四郎、女優・水川八重子の長男として誕生。
弟は俳優・目黒祐樹。俳優一家に生まれたが、幼少時代の夢は「歌手」。
歌手を目指し、16歳で上京。作曲家の内弟子となるも17歳で俳優デビュー、そのきっかけとは?

役者としての大きな転機となったのは、映画「仁義なき戦い」。シリーズ5部作で3回登場。
最後には殺されるヤクザ役だが、毎回違う役柄で出演し、個性的に熱演。
当時30代前半。甘いマスクを嫌い、サングラスをかけてメイクも施し、強面の顔を目指した。
顔にシワを刻むためにとんでもない方法を試した事もあったという。その方法とは?そこまでしても「悪」を演じるのは楽しい言う松方さん。その魅力を語る?

綺羅星のごとく大物映画スターが数多く存在した時代に銀幕デビュー。鶴田浩二にはカッコいい着物の着方を、萬屋錦之介には長袴の美しいさばき方を学んだという。
石原裕次郎や菅原文太との交流秘話も紹介する。
そして「殺陣の名手」と言われる松方は、独自の技を披露。美しい立ち居振る舞い、カメラ位置を意識した刀のさばき方など、その極意を実演。

役者だけでなく、監督やプロデューサーもつとめて才能を発揮。3億円もの収入を得たことも。それを一気に使い切ったエピソードも紹介。
そしてライフワークの「マグロ釣り」では2015年5月、死闘6時間半の末に、361キロの巨大マグロを釣り上げ話題となった。
役者からプライベートな一面まで、数多くの話題を提供した松方弘樹さんを偲ぶ・・・。